働き方改革の影響から「時間や場所にとらわれない働き方」が注目を浴びており、副業や在宅ワークをしたい人は年々増えています。

子どものペースにあわせて仕事をしたい
家にいる間や海外旅行中…どこでもできる仕事ががしたい
いつでも自由な時間に働きたい
スキルも資格もないけどフリーランスになりたい
このように考えている人におすすめの仕事が、副業で人気の仕事 ”Webライター” です。
小さなお子さんをもつ主婦・副業したいサラリーマン・旅をしながらノマドワークしたい人、そしてフリーランスになりたい人まで、幅広い層に人気の仕事です。
Webライターってどんな仕事?
Webライターの仕事が、副業としても本業としても人気の理由は、Web上に公開されるサイトやブログの記事を書く仕事だから。
つまり、
この3つの条件にあてはまる人であれば、誰でもWebライターの仕事をすることができるからです。
少し前のイメージでいうと ”ライター” って、とても特殊な仕事のイメージですよね?

難しい漢字や、オシャレな言い回し、
小説家みたいな文章が書けないとライターにはなれないんでしょ?
このようにライティングの仕事にすることに対し、尻込みする人もいるかもしれませんね。
ですが、後述するクラウドソーシングで募集されているWebライターの仕事の大半は、文章のプロでなくてもできる仕事です。
文章力よりもむしろ、あなたの経験や体験・文章を整理するスキルが重視されます。
あなたの経験や体験したことを記事にしたり、あるテーマに沿った情報をまとめて記事化するような仕事になるので、比較的ハードルが低く、誰にでもはじめやすいことが人気の理由です。
Webライターのメリット
未経験・初心者でもすぐ始められる
Webライターになるには資格もスキルもいりません。
前述の通り、難しい漢字や高い文章力がなくても問題ありません。
未経験者でも初心者でも「Webライター」と名乗ってしまえば、今日からあなたもWebライターになれます。
隙間時間にできる
1日2〜3時間でできる仕事ってなかなかみつけられないですよね。
さらにパートやアルバイトで仕事を探すとなると、通いやすい場所まで行く必要もあります。
準備や移動時間を考えると到底2〜3時間では済まないことが多いですよね。
「よし。今から働こう!」
Webライターの仕事は、あなたの隙間時間を利用してできる仕事です。
在宅・世界中で働くことができる
Webライターとして働ける場所は「世界中どこでも」
在宅で仕事できるのはもちろん、インターネットとパソコンさえあれば世界中を仕事場にできるのが魅力です。
実際に筆者も海外で暮らしながら、カフェやホテルのラウンジ・自宅など、あらゆる場所で働いています。
旅行先でも仕事ができるので、平日に旅行へ行くことだってできるんですよ。
自由な時間に働くことができる
働きたいとき、働けるときに仕事ができることもWebライターの仕事のメリットです。
仕事のスケジュールを組むのはあなた自身。
- 子どもを寝かしつけたあとの、2時間だけ
- 予定がない週末や休日の、4〜5時間だけ
こんなスケジュールが組めるのもWebライターの仕事ならではです。
働いた分、即収入や評価につながる
Webライターの仕事はやりがいを肌で感じることのできる仕事です。
働けば働いた分、収入としてすぐに反映されることはもちろん、クライアントからの評価や文字単価(報酬)のアップからも「スキルアップできている」と感じとることができます。
バイトやパートをはじめ、一般的な仕事の場では、収入・評価があがるには時間が必要ですよね。
ブラック企業に勤めている方のなかには、
「そもそも昇給なんて期待できないし…」
こう思う方もいらっしゃるかもしれませんね…。
Webライターって稼げる?
Webライターの仕事に興味がでてきた方が次に気になるポイントといえば、その「収入面」ですよね。
「Webライターって一体いくら稼げるの?」
副業・本業にわけて、Webライターの平均収入を紹介します。
副業Webライターの平均収入
働く時間にもよりけりですが、下記のスケジュールで副業した場合、
稼働時間 | 週2-3日 / 2-3時間 |
---|---|
文字単価 | 1円 |
月収 | 約3万円 |
副業Webライターの平均収入は約3万円。
もちろん、労働時間を増やしたり文字単価をあげればもっと稼げるということですね。
本業Webライターの平均収入
本業のWebライターの場合は、少なくとも月収18万円。
稼働時間 | 週5日 / 8時間 |
---|---|
文字単価 | 1円 |
月収 | 約18万円 |
本業で食べていける実力がついているとなると、営業力や評価によって文字単価はもっと高くなりますよね。
売れているライターさんのなかには、文字単価10円で受けている方もいらっしゃるんですよ。
月収50万円以上稼ぐWebライターが多くいるのもうなずけますね。
Webライティングの勉強方法
誰でもなれるWebライターですが「稼ぐ」ための勉強はかかせません。
Webライターに必要な知識は、大きくわけて2つあります。
- Webライティングの知識
- SEOの知識
書籍でライティングを学ぶ
これらの基本を手軽に勉強できる方法は「書籍」で勉強することです。
Webライティングの知識
ブロガーやサイト運営者・アフィリエイターで知らない人はいないだろう、といっても過言ではないベストセラーの良書です。
Webライティングには、後述する「SEO対策の知識」が必須なのですが、WebライティングだけでなくSEO対策に関しての知識とあわせて理解できる超おすすめの教本です。
SEOの知識
クライアントの第一の目的は、彼らの運営しているウェブサイトやブログが「検索エンジンの上位表示される」ことです。
つまり、あなたの書く文章が検索エンジンに認められれば検索エンジンの上位表示が叶う、ということですよね。
この「10年つかえるSEOの基本」は、初心者でもSEO対策の基本を学べる良書です。
前述の「沈黙のWebライティング」とあわせて勉強すれば「Webライターに求められる文章とはなにか」を深く理解できるでしょう。
あなたの書いた記事が検索エンジンで上位表示されれば、継続で仕事を受注できる上、文字単価の交渉もしやすくなります。
Webライター講座で学ぶ
とはいえ、書籍は「仕事のとり方」など、Webライターの実務面は教えてくれませんよね。
副業・本業に関わらず、Webライターとして仕事を受注した瞬間、あなたはビジネスを営む「フリーランス=個人事業主」となります。
ライティングの仕事はパソコンとインターネットがあればできますが、フリーランスとして活動するには ”営業” や ”経理” など「経営」にまつわる知識も必要になりますよね。
個人事業主にはじめてなられる方や、まったく経験もなく不安だという方は、Webライター育成講座を受講するのがおすすめです。
たのまな ライター在宅WORKスタートパック
たのまな ライター在宅WORKスタートパック![]() | |
---|---|
講座名 | WEBライティング技能検定講座 |
学習時間 | 30時間 |
受講料 | 32,000円 |
まったくの初心者が「在宅で働く」ことを目標とした講座です。
Webライティングの基礎はもちろん、記事の作成に重要となる”発想力”や”語彙力”などが身につく講座です。
実際に仕事を受注することもカリキュラムに組み込まれており、はじめての在宅ワークを講師のサポートつきで安心して始めることができます。
日本最大級のクラウドソーシング「ランサーズ」と提携しているので、無料スキルアップセミナーや副業セミナーなど受講できるのもポイントです。
- 完全未経験・初心者
- 2ヶ月でWebライターになりたい人
- 在宅ワークをサポートつきでやりたい人
Webライターの始め方
Webライターの仕事の始め方は、下記の5ステップです。
1. クラウドソーシングへ登録する
まずはクラウドソーシングへ登録しましょう。
おすすめクラウドソーシング
「クラウドソーシングってどれが一番おすすめ…?」クラウドソーシングはたくさんあるので、悩んでしまうかもしれませんね。
そんなときはシンプルに考えましょう。
大手のクラウドソーシングほど「仕事の数が多い」もの。
まずは日本でもトップレベルの仕事数を誇る、クラウドワークスとランサーズへ登録するのがおすすめです。
クラウドワークス
日本最大級のクラウドソーシングのクラウドワークス。
案件数が多く「クラウドソーシングで仕事をするのが初めて」という人でも、サイトがみやすく使いやすいサービスです。
ランサーズ
ランサーズも日本最大級規模を誇るクラウドソーシングサイトです。
クラウドワークスに比べて少し操作性は劣りますが、仕事のカテゴリが細かく分けられていて慣れてしまえば効率よく仕事をさがすことができます。
この2大クラウドソーシングサービスでの取り扱い案件は違うので、最初はどちらも登録しておくのがおすすめです。
定期的にこの2サイトをチェックし、あなたに合う仕事をさがしてみてくださいね。
2. プロフィールを作成する
アカウントを登録したら、プロフィールまで一気に登録しましょう。
プロフィールはその名の通り、あなた自身を紹介するページです。
Webライターを始めたばかりだと、発注者側から声がかかるということはなかなか考えにくいですが、後述する「仕事へ応募」した後、発注者に確認される可能性があるページです。
クライアントにとっては「お仕事を依頼する人の自己紹介のページ」になるので、自己PRは手を抜かず書いておきましょうね。
自己PRサンプル
○○と申します。■ 経歴
- ◯◯学校◯◯専攻 卒業
- 2013年 プログラマーとして入社
- 2015年 システムエンジニアとして転職
- 2017年から現在まで、フリーランスのライターとして活動開始
その他、飲食店や塾講師として就労経験あり。
■ 稼働時間
平日は2〜3時間、休日は5時間〜在宅ワークをお受けしております。
■ 得意分野
- IT(ガジェット・プログラミングなど)
- カメラ(特にオールドカメラ)
- 英語勉強法(TOEIC 860点保持)
- 海外旅行(毎年1回は海外旅行に出ています。留学経験もあり)
■ 請負可能な業務
- ブログ記事の執筆
- Webコンテンツ作成
上記の得意分野に関するライティングを得意としております。
納期厳守はもちろん、丁寧かつ迅速なコミュニケーションを心がけております。
ご連絡いただければすぐに対応できる態勢を整えておりますので、どうぞよろしくお願いします。
これはWebライティングの基本でもありますが、
- 見出しをつくる
- 箇条書きでまとめる
文章をつらつらと書くよりも、サンプルの例のように少しまとめるだけでクライアントが読みやすくなりますよ。
仕事を探す
前述の通り、実績がないうちから仕事のお誘いはきません。
まれに発注者のほうからメッセージが届くこともありますが、
▼
ライターをスカウトしなければならない
▼
あまりよいクライアントではない
こう考えるのが無難ですので、無視しましょう。
筆者は発注側として、これまで30人以上のライターさんに記事作成をお願いしてきましたが、まともな費用と条件を出していれば、ライターさんに困ることはまずありません。
求人サイトや求人情報誌でも”あるある”ですが、いつみても人材を募集している会社がありますよね…なぜ、常に人を募集しなければならないの?と考えたとき、おのずと答えがみえてきますよね。
さて。
話が少しそれてしまいましたが、ライター駆け出しのあなたは「日々、仕事を探して応募する」を繰り返しましょう。
仕事の探し方
クラウドソーシングのプラットフォーム上で仕事を探します。
ここではおすすめのクラウドソーシングサイト「クラウドワークス」を例にあげますね。
シンプルな仕事の探し方
仕事を探す ⇒ ライティング・記事作成で、ライティングの仕事の一覧を確認することができます。
条件を指定して仕事を探す
クラウドソーシングにはたくさんの仕事が登録されているため、やみくもに仕事を探していてはあなたの条件に合う仕事をみるけるには時間がかかります。
そこでおすすめなのが「こだわり検索」です。
仕事を探す画面の右上らへんに「こだわり検索」への切り替えボタンがあります。
これをクリックすると、画面左側のナビゲーションが条件入力できる仕様に変わります。
など細かく設定できますので、是非いろいろ試してみてくださいね。
ちなみに下記は条件設定後の仕事検索結果です。
あなたが書ける/書きたいジャンル・希望の文字数・金額などの条件を絞って探せば、興味のある仕事がみつかるはずです。
4. 仕事に応募する
興味のある仕事をみつけたら、案件詳細の画面から応募してみましょう。
主に入力しなければならないのが、
契約金額
クライアントの募集概要をよく確認し、クライアントが提示している金額に近い金額を入力してください。
文字単価0.5円の仕事に対し、文字単価2円と希望して応募するなど…完全にクライアントと条件がマッチしてませんよね。
クライアントは予算を考慮した上で募集要項を提示しています。
あまりにも提示額とかけ離れた報酬額を希望しても受け入れてもらえる可能性はかなり低いです。
メッセージ
クライアントが採用にあたり、もっとも重要視するのが「応募メッセージ」です。
クライアントとのファーストコンタクトになりますので、丁寧にメッセージを送りましょう。
- 見出しをつくって箇条書きでまとめる
- あなたがその仕事内容にふさわしいことを伝える
見出しをつくって箇条書きでまとめる
プロフィールページ同様、文章は見出しをつくり、できるだけ箇条書きで完結に書きましょう。
あなたがその仕事内容にふさわしいことを伝える
例えば、「英語勉強法に関する記事作成」の仕事をみつけたとします。
あなたがもしサンプルプロフィールの通りの人物だとしたら…発注者は「あなたに是非書いてもらいたい!」と考えますよね。
発注者がプロフィールページまでみてくれるとは限りませんので、応募メッセージにあなたが「英語勉強法に詳しい人」だということを十分に書きましょう。
フィリピンで3ヶ月留学したのち、2年間ワーキングホリデー制度を利用してオーストラリアで過ごしました。最初、フィリピンへ語学留学した当時はTOEIC320点と恥ずかしいスコアでしたが、みっちり英語漬けの日々を送り、3ヶ月という短期間でTOEICのスコアを700点まで伸ばした経験があります。この経験を「英語の勉強法に関する記事作成」に活かせると自負しております。
あなたが発注者だったら…採用したくなりませんか?
執筆・納品する
クライアントから受注が決まったら、執筆を始めましょう。
発注者へ納品スケジュールを伝え、レギュレーション(指定があれば)と納期は絶対に守ってくださいね。
これで一連の流れは完了です。
何度も「応募」と「納品」を繰り返していると、発注者からの評価がついて文字単価の交渉もできますし、スカウトもくるでしょう。
最初は文字単価が安い仕事しか採用されなかったり、思った以上に文章が書けなかったり…といったこともあると思いますが、文章は書き続けていれば絶対にうまくなります。
稼げるWebライターを目指している方は、是非ともコツコツ積み重ねてくださいね。